恩師の演奏会へ

日々の記録

こんにちは。
ヴァイオリニスト・幻想音楽家のあさいまりです。

先週末は、大学時代の恩師、篠崎功子先生の傘寿記念コンサートに伺ってきました。
伺った当日は、いろいろな思いが込み上げてきて、
なかなか眠れませんでした。

変わらずお元気なお姿で、パワフルな演奏会。
それにコンチェルト3曲…という前代未聞なプログラムにびっくり。
素晴らしい記念のコンサートにお伺いすることができてよかったです。

80歳とは思えない演奏に感動

ちょうど演奏会の10日くらい前に、
Facebookで繋がっている同門の先輩から演奏会の情報をいただいて、
今回の演奏会があることを知りました。
ご連絡いただかなかったら知らずに過ごしてしまっていたので、
本当に伺うことができてよかった…。

先生お元気かなーと、幾度と通った代々木八幡を通るたびに思い出しておりましたが、
今回伺って、お元気どころか、コンチェルト3曲引き切ってしまうほどのパワフルさ…。
最初のバッハの2番コンチェルトが始まったときには、感動で涙が出てきました。
2曲目は杉山洋一さんの新作を披露…(かなり難解な曲でした…!!!)
最後はブラームスのコンチェルト…という。めちゃくちゃヘビーなプログラム…。
最後まで持つのだろうか…と心配になるような内容でしたが、
そんな心配は先生にはご無用。見事に完走されて、本当に言葉が見当たりません。

小柄なお体と可愛らしい容姿とは裏腹に、男勝りな演奏は今も健在で、
かっこよかった!!!!!
私は大学の卒業試験でブラームスのコンチェルトを弾きましたが、
「この曲は女の曲じゃないのよ。
男性になったような気持ちで、お肉たくさん食べて力つけないと、弾けない曲なのよ…!!」
…とおっしゃられていたのを思い出しました。

門下生として恥じないように…

今回のコンサートでは、オーケストラメンバーもヴァイオリンとヴィオラは先生のお弟子さんで、
素晴らしい音色でした。

私も功子門下の端くれとして、
恥じない演奏をしていかなければな…。

会場には、大学の先輩や、卒業してから知り合った門下生にたくさん会えて嬉しかったです。
友人や先輩後輩など、お知り合いにお会いできるというのもまた、
コンサートの楽しみだなーとも思います。

私は今はまた別の先生を師としてヴァイオリンと向き合っていますが、
いくつになっても先生のようにパワフルに演奏できるように、
ヴァイオリン人生を歩んで行けたらなと思います。


最近は、演奏するのがとっても楽しいです。
多分人生で一番楽しいと思えている気がするので、
足りない事だらけだし、一生追いかけていくんだろうと思いますが、それでいいなと思います。
死ぬまで追いかけたいな…。

門下の先輩と、今度門下みんなで集まりたいね♪なんていう話も出て、
実現できたら嬉しいです。
大学時代の同門って、やっぱりなんだか特別な絆を感じます。

心に残る演奏会でした。

ではでは今日はこの辺で♪
Have a nice dream…✦✦✦


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