[組曲:生命のフォリア]解説5

曲のこと

こんばんは。
ヴァイオリニスト・幻想音楽家のあさいまりです。

5月に入りました。
私は今年は久しぶりに、GWをゆっくり過ごしています。
11年ぶりとか…そんな感じかなあ。
皆様はどんなふうにGWをお過ごしですか?

今日は組曲:生命のフォリアの第5曲、「時の彷徨」です。
では早速、いってみましょう♪

実は私の心情を一番表した曲です…♪

今回の組曲の構築は、Suiさんとの個展のテーマをもとに膨らませていったものですが、
実はこの曲だけ、少し私の心情を強めに入れた曲でもありました。

冒頭は5拍子で始まります。
4拍子や3拍子、2拍子や8分の6拍子…というようなオーソドックスな拍子より、
少しふわふわした、不安定な気持ちのする拍子です。

この作曲をしていた頃、ちょうど2度目の採卵手術に挑んでおりました。
1回目の採卵では2つの卵を凍結できたので、今回も少なからず成功すると思っておりました。
1つだけですが採取することができ、受精卵になるまでの3日間ほど、
ドキドキしながら結果を待つのですが、答えは…残念…でした。

ちゃんとした細胞分裂が行われなかったんだそうです。

この時、小さな小さな卵の中の小さな分裂でも、
実はものすごい奇跡とパワーがあるんじゃないかと感じたんです。

そして私たちの体は常に新しい細胞に少しずつ生まれ変わり、
奇跡を起こし続けている。。
そう思ったら、生命とはなんて美しく力強いんだ…
そう感じるようになりました。

そしてこの曲は、冒頭では不安定さを描きながら、
ドラムが入ってくると同時に4拍子に変わり、
命が、生きる決意、命を育む決意をして、進んでいくようなイメージで曲を書き進めました。
その決意と同時に、時間もその生命に寄り添って、一緒に歩んでゆきます。

あまりはっきりとは聞こえないですが、定期的にガシャン…というノイズ音を入れて、
私たちの細胞たちの力強い分裂の音を表現しています。

ソロはヴィオラで♪

この曲の中間に出てくるソロパートは、ヴィオラで演奏しました。
ここも、ヴァイオリンの甲高い音ではなく、
だからといって安定感のあるチェロでもなく、
ここはヴィオラしかないなと思いました。
ちょうど中間の、人間の声に一番近い音域の楽器。
細胞だけでなく、精神的にも、「生きる」ことにポジティブに向かっている様子というか。
そんなイメージで書きました。

私は、ネガティブさももちろん持っているのですが、
基本的に生きることへ肯定的というか、死にたいと思ったことが ないのです。。
どんなにいじめられていても(割とひどい経験があります…)
なぜかそこは強く持っているんです…。自分でも不思議。
多分、忘れちゃうんだと思います…汗。
でも、自分でどう努力しても守れない命…を感じた時、
どうしようもなく悲しかった。
それでも私の命は続くまでここにずっとあるし、
悲しい出来事も一緒に、進んでいくんだという私自身の決意を、このソロパートに込めたのかな。
後から聴いて、そんなふうに思います。

第5曲[時の彷徨]情報:楽器編成など

d-moll(ニ短調)5/4〜4/4拍子

命持つものに生まれた瞬間から課せられる、時間とともにしに向かっていくという現実。
その事実に抗いながら、常に私たちは微細な再生を繰り返しながら生きている…

あさいまり 組曲:生命のフォリア ブックレットより

ヴァイオリン&ヴィオラ:わたくし
チェロ:https://twitter.com/Kaorinmax
ピアノ:https://twitter.com/shoko_mochiyama
ハープ:https://twitter.com/mihoko_hemmi
ドラム:https://twitter.com/ute910

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というわけで、残すところ後1曲!
最後のサラバンドは私的に一番気に入っている曲です。
また近々アップしようと思いますので、お楽しみに♪

ではでは今日はこの辺で♪
Have a nice dream…✦✦✦

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